【あの時のほうじ茶を私は忘れない】

こんにちはきっかけブログです。

今回は私の過去であった不思議な女性に関してのお話です。

学生時代、私はけやき坂にあるスターバックスコーヒーでアルバイトをしていました。

現在はもう違うらしいのですが当時は朝5時まで営業をしている店舗でして

六本木という土地柄、様々な人が来店されていました。

今日はそんなアルバイト中に出会った、ある女性と出会いました。

ほうじ茶からの出会い

あれは肌寒い12月のことでした。

当時、私は大学4年生ということもあり、大学の授業もほとんど

なかったため、深夜勤務としてシフトを入れることが多かったのです。

その深夜シフトの休憩中、私は寒い中、外にあるベンチで休憩をしていました。

すると突然、

「これ、そこの自販機で買ったら、

たまたま二個出てきたのでもしよかったらいりますか?」

と女性が一人近づいてきてほうじ茶をくれました。

そこから少しお話をしていくと

スタバによく来てくれる常連さんだということがわかりました。

すごく大人な感じの女性だったのですが、年は私の一つ上とのことです。

休憩時間の関係もあるのでとりあえず

ラインだけ交換をし、その日は終えたのですが

その女性は常連さんなのでその後もよく来店してくれました。

その度、「これあげる」などと差し入れをくれたりすることがあり、

コミュニケーションをとる機会が増えました。

そんな関係だったこともあり、時早くして

シフトの後、初めて二人で飲みにいく機会がありました。

その日を境にラインも頻繁にするようにもなりました。

まだ学生だったこともあり、その女性の印象は

すごい大人でかっこよく、しかしどこか寂しそう、そんな印象でした。

いつしかシフトに入るたび、その人がくるのを

楽しみにしていた自分がいました。

しかし、恋のような感覚ではありません。

とても言葉では表現しにくいのですが、何か「憧れ」のような。

そして、ある日、こんなことを言われました。

「私ね、決めてることがあるんだ。

それは30歳になった瞬間に死ぬことなの」

その言葉を言った彼女は非常に明るく、

でもどこか悲しそうなそんな表情をしていました。

その理由を聞いたらヒントとして

ある一冊の洋書と胸あたりに入っているタトゥーを見せてくれました。

そして「これ以上は何も言わない」と。

それ以降、彼女の職場が六本木から銀座になってしまったとのことで

見かけることはめっきり無くなってしまいました。

もう何年も前の話です。

今日のきっかけ

これは恋ではありません。

そんなに長い期間関係が会ったわけでもありません。

でもこの女性との出来事は何故か、色々と鮮明に覚えています。

何故か記憶に残っている不思議な人。

人生いろんな出会いがある中で

「この些細な出会いが、何故か今も影響を与えている」

という出会いがあると思います。

そんな出会いはいつ起こるかわかりません。

例えば冒頭の真冬の休憩中の私みたいに。

そんな出会いが起きた時、

自分ができる最大限の施しができるよう

日々「人に与えられるもの」を増やさなければなと感じた今日の秋の夜でした。

毎日が「一期一会」と思って出会いを大切に生きていきましょう。

そういえば、この女性と来週もしかしたら

会うことになるかもしれません。

彼女もそろそろ30歳目前、

もし会えるのであれば非常に楽しみです。

その時はまた報告します。

コメント

  1. なんでやねんかんでん より:

    一期一会が大切と言いたいのでしょうか?
    結論なんですか?

    もしかして私に面白話提供してやるよという想いやりですか?

    わかりかねます

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